初夏を感じる爽やかな気候の訪れに、外出が楽しくなる季節ですね。化粧品ブランドからは夏の美白対策アイテムが続々と登場するシーズンでもあります。でも、美白対策は肌を守るだけでは駄目だと知っていますか?実は、目に入った紫外線によって細胞がダメージを受け、その情報が脳に伝わり、肌を守るために脳がメラニン色素を作れ!という指令を出します。その結果、肌に直接紫外線が当たっていなくても皮膚が黒くなることがあるそうです。そこで、UVカット機能のあるサングラスや眼鏡を取り入れてみてください。
トレンドのラウンドシェイプ。フレームはもちろん、サイズ感によっても印象が大きく変わる。
私はお気に入りのサングラスがあると日差しの強い季節を快適に過ごせることはもちろん、目に飛びこんでくる多すぎる情報を少し遮断することができ、自分に必要な情報を選べるような少しプライベート空間のような感覚になり、集中しやすくなることも気に入っています。しかし、普段眼鏡やサングラスをかけなれていない人にとっては、選ぶのが難しいアイテムと感じるかもしれません。そこで、私が信頼する眼鏡のセレクトショップ「Continuer(コンティニュエ)」店長の神島良平さんに眼鏡の選び方と今のトレンドについて教えていただきました。
店長の神島さんはじめ、信頼できるスタッフが揃うContinuer(コンティニュエ)。
トレンドは相変わらず、ラウンドシェイプだそうです。それを聞いて、「残念、ラウンドは自分に似合わない!」と思った方もいるのではないでしょうか。そんな人に朗報です。神島さん曰く、「これまでにかけてみた眼鏡の傾向から、ラウンドやスクエアは自分には似合わないと思っているお客様がいらっしゃいますが、デザインが少し違うだけで印象がぐっと変わります」とのこと。女性のメイクがアイラインの太さや色など、ほんのちょっとしたことで印象が変わるように、眼鏡も少しのバランスで印象が変わるそうです。
MAX PITTION:綺麗なカラーフレームが目を引く、フランスブランド「マックス・ピティオン」。色が綺麗で抵抗感があるかもしれないが、実はかけると顔馴染みもよく、スッキリおさまる。取材後、私も思わず購入してしまったのが、こちらのブランドのもの。
確かに、メイクと一緒と言われると納得出来る女性も多いのではないでしょうか。だから一見、自分には似合わない形と思っても、気にいったものがあればぜひ試しにかけてみてください。また、着ているものとの相性もあって、コートを着ている時と脱いでいる時でも印象が違いますし、オンとオフのお洋服でも違うので、仕事帰りに寄られたら、次は休日にも来てみるなど、シチュエーションや目的別に選ばれるお客様も多いそうです。
眼鏡屋というと洋服のショップよりも少し敷居が高く感じるのか、かけてみていいですか?と聞かれる方が多いそうですが、洋服が気軽に試着できるように、眼鏡も気軽に試着して、自分に似合うアイテムを探してみてほしいというお話には、私もちょっと心が軽くなりました。
そしてお手入れですが、普段の水洗い後しっかり水気を拭きとるなど以外に、特に用事はなくても年2回ほどは、自分ではできない定期メンテナンスをしてもらいにショップへ足を運んでほしいとのこと。そうすることで、いい状態で長く使えるようになるそうです。
安くてデザイン製の高い眼鏡も沢山でてきているなかで、コンティニュエで取り扱っている商品は決して安いものではないと思いますが、眼鏡は自分の体の一部といってもいいアイテム。長く自分の相棒となってくれるような物を選んで、大切に使い続ければ、決して高い買い物ではなくなります。
The Spectacle:Photo by Youichi Onoda/Continuerの姉妹店であるTHE PARKSIDE ROOMで取り扱いのある「The Spectacle(ザ・スペクタクル)」は、1920〜70年代の金張りフレームを中心に収集したデッドストックモデルを「レストア」し、当時のコンディションを蘇らせている。人とは違ったものを探している人にオススメのシリーズ。
●Continuer(コンティニュエ)
東京都渋谷区恵比寿南2-9-2 CALM恵比寿1F
open:12:00-21:00(水曜定休) tel&fax:03-3792-8978
http://www.continuer.jp/