fashion
2015-11-20
「着る」をもっと心地よく by 吉田けえな
#05 今年らしいアウターを選ぶコツ

紅葉もすっかり色づき、冬の足音はもうすぐそこまで聞こえてきています。今年のアウターはもう手に入れましたか?今年はコートとカーディガンの中間アイテムであるコーディガンとも呼ばれるロングカーディガンが流行したこともあり、まだコートまで気がまわらない方も多かったのではないでしょうか。今年らしいアウターを選ぶコツ、そしてコーディネートのポイントをお届けします。
アウターで今シーズン気になるのは、昨年から引き続きビッグシルエット。下の写真の左のタイプのような少し大きめのゆったりしたシルエットです。右のケープタイプも含め、シルエットがゆったりしているアウターは痩せてみえるので、体型が気になる方にもオススメです。

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色はライトグレーやベージュなどの明るいカラーを選ぶことで、大きめのシルエットでも重さを感じさせずに着ることができます。そしてビッグシルエットのアウターを選ぶ時に重要なのは、羽織った時に重いと感じるかどうかです。シルエットが大きい分、生地もたっぷり使っているので、身体に負担にならない重さのものを選びましょう。

それから二つ目のオススメ。今年は久々に定番のダッフルコートが気になります。ベーシックなブラックやネイビーはもちろん、ホワイトなら定番アイテムでも新鮮に映ります。ダッフルコートに限らず、今年はホワイトやライトグレーの明るめのコートが目をひきます。

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また、今年らしいスタイリングに仕上げるには、顔周りにも気を配ることが大事。コートのインナーにタートルネックを取り入れたり、以前の記事でもご紹介したようなスカーフを首元に巻くことでネックにポイントを持ってきたり、首回りの印象に気をつけてみてください。オシャレの観点からはもちろん、首、手首、足首をきちんと守ることで身体を冷やさないという点でも重要。特に首回りをきちんと保護するだけで、体感温度は1〜2度上がると言われています。

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そして、顔周りの今年らしいスタイリングに欠かせないのが帽子です。今年、別冊として復刊して話題を呼んだかつての人気雑誌『オリーブ』のイメージキャラクター、オリーブもかぶっていたベレー帽が久しぶりに気になるシーズンです。一見、難しいアイテムのベレー帽も、上の写真のようにトップスと同じくカラーで合わせると上手にコーディネートできます。

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それから、帽子が苦手という方にもぜひ試していただきたいのが、上の写真のような一般に女優帽と言われるキャペリンハットなどに代表される、つば広の帽子です。つばが広い帽子はコーディネートが難しくて……と思う方も多いかもしれませんが、これこそ小顔にみせてくれる万能アイテム。ぜひ挑戦してみてください。今シーズンはデザインされたニット帽なども沢山出ていますので、普段帽子をかぶらない方も、ぜひコーディネートにとりいれてみてください。