Beijing:北京
2015-11-17
築百余年の教会カフェでゆったり

最近北京には古民家をお洒落にリノベーションしたカフェや、厳選した豆を使ったオリジナルブレンドを売りにする店など、魅力あるカフェが増えています。その中でも私が大好きなのは、地下鉄4号線の西四駅から歩いて5、6分の所にある「1901CAFE」です。この建物は1901年に張文栄さんという人の私邸として建てられましたが、後に近くにある西什庫天主教会に寄贈され、教会の一部として使われていたそうです。

1

バロック式3階建ての店内は教会の雰囲気が残っていて、とても静寂。優しい光が窓から差し込んでいます。店内は、カップル、打ち合わせをするクリエーター、昼寝をする人など、思い思いに過ごす人でいつでも満席に近い状態ですが、ゆったりしたスペースでテーブルも大きいので、とても心地よい時間が過ごせます。

2

中国の人は読書好きで、書店でも、階段や通路に座って何時間も本を読む人をよく見かけます。中国のカフェは読書スペースでもあり、このカフェにも、文学や芸術、海外の翻訳小説など、たくさんの書籍がそろっていて、文化的雰囲気も漂っています。

3

この日は友達と休日のランチに行きました。カプチーノとツナサンド、田園サラダを頼みました。コーヒーは大振りのカップで量もたっぷり、味もいいのですが、ミルクを温めないでいれているのか、ちょっとぬるめだったのが残念。サンドイッチとサラダはとても素朴な味で、気取らない休日のランチにはぴったりでした。

4

ゆったり心落ち着く「1901CAFE」。もしもこの近辺を散策することがあれば、是非のぞいてみてください。

●1901CAFE
北京市西城区西安門大街101号
Tel.010-66160355 営業09:00~25:00