Brighton:ブライトン
2016-02-19
街のハート「ノース・レイン」を歩く

ブライトンには二つの有名な「レイン」と呼ばれる地区があります。どちらも細い路地が多く、たくさんの店や飲食店がひしめきあうショッピングエリアです。注意しなければならないのは、南の通称サウス・レインは「The Lanes」なのに対して、ノース・レインは「North Laine」で、綴りが違うこと。いずれにしても、大規模資本の傘下にない、個人経営の一風変わった店が多いのが特徴。とくにその傾向は南よりも北のほうが顕著なようで、前回このブログで紹介した「マガジン・ブライトン」もそのひとつです。

今日はノース・レインの一部をウィンドウショッピング。いつもたくさんの人で混み合っている狭〜い通り「ケンジントン・ガーデン」を北から南に流してみましょう。

0.Kensington Garden++

私も大好きなベジタリアン・カフェ「Iydea」。通りも人が多いけど、この店もいつ行っても混み混み。いくつかの賞を受賞した地元の優良店です。

1.Iydea

かわいい布地が揃う「Ditto Fabrics」。観光客も押し寄せるショッピングストリートに布地屋さんがあること自体が驚き。でもそこがブライトンらしい点で、手作りのクラフトの感度が異様に高いのです。

2.Ditto fabrics

そして「oddballs」はこの地で20年スクーターを売っているという、これまたスクーターの街ブライトンの顔のような店。イギリスの子どもの必須アイテム「micro」スクーターを私もここで買いました。

3.oddballs

通りの中ほどに大店舗を構えるのが、ブライトン随一の何でも屋さん「Snooper’s Paradise」。古着からアンティークおもちゃ、家具、わけのわからないものまで、面白いものが必ずみつかる玉手箱のような店。一度入るとそのパラダイス振りに圧倒されてなかなか出てこられないので、私は滅多に行きません。

4.snoopers paradise

その向かいには打って変わってモダンなインテリア雑貨のセレクトショップ「Abode」。そしてイギリスのクラフト作家もを扱う雑貨屋さん「Appendage」は必見! ほかでは手に入りにくいかわいいアイテムに目がクラクラします。

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たった150メートルほどの通りですが、ほかにもアート系の品揃えのすばらしい古本屋さんや、ヴィンテージ布地を使ったドレスメーカー、カフェ、パブ、スウィーツ専門店、皮革製品の店などなど、覗いてみたい店が目白押し。後ろ髪を引かれつつ通りを抜けたところには、以前ご紹介した「Infinity Foods」がで〜んと待ち受けていたりして……。どうですか、ノース・レインに買い物に出かけたくなったでしょう?

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