日本から直行フライトで7時間。観光客にはおなじみのシンガポールは人気のアジアンシティ。ユニークなスタイルのリゾートやユニバーサルスタジオなど、続々と新しい名所が登場で飽きさせません。昨年2015年には市民の憩いの場であり、美しい緑の楽園「シンガポール植物園」が初の世界遺産に登録。訪問する楽しみが増えました。

そんなシンガポールですが、実はここアジアでも有数の風水シティでもあります。ご存知、中国の方は風水が生活やビジネスに不可欠。すべての行いに風水が関わっているといっても過言ではないほど。そしてシンガポールは中華系の多い国家。街の至る所にラッキーパワーにあふれた風水スポットが点在します。なので、運気アップを！と思ったら迷わずシンガポールを目指しましょう。

そもそもシンガポールは街自体が風水パワーを秘めています。マリーナベイに位地するシンガポールを象徴するマーライオンも,海に水を吐きだす様子、位置も風水によってきめられています。その周辺を囲む高層ビル群も個性あるデザインですが、これからも全部、風水で最も運気があがるように考えられています。ここに立つだけでパワーアップというわけです。

観光客でも気軽に行ける最強スポットとして有名なのが、サンテック・シティモールにあるその名もズバリ「冨の噴水Fountain of Wealth」。世界屈指の噴水としても知られ、円形の噴水と周囲のビルが巨大な「手のひら」になるように設計。ここに水が象徴する「冨」が流れこむというワケです。財運の願いごとは中心の噴水に右手をつけて三回まわります。噴水に触れる時間帯は10～12時、14～16時、18～19時30分。夜はライトアップされてとてもきれいなのでそれも見応えがあります。

もうひとつ最強のパワースポット。それが湾沿いにある巨大な観覧車「シンガポールフライヤー」。「え、観覧車が？」と意外に思う方もいるでしょう。チャイニーズのみなさんにとって「８」および「２」はラッキーナンバー。「シンガポールフライヤー」の観覧車の数は28。さらに一つの観覧車の定員数も28人とラッキーナンバーにこだわった作りになっています。開業当初、事故があり風水的に「気」が悪いということで巨額の工費を使って回転を逆にしたという逸話も。ハッピーパワーはもちろんですが、眼下にシンガポールの街並みや夜景のパノラミックな眺望は感動的です。

このように観光名所と風水がマッチングするのがシンガポールです。ぜひ、次回は風水をめぐる運気アップを目的に行ってみてください。

●冨の噴水　
http://sunteccity.com.sg/attractions/
●シンガポールフライヤー　
http://www.singaporeflyer.com/