Nice:ニース
2015-10-13
セレブ感たっぷりのニースにて

南仏グラースでのファームステイが終った後に滞在したのは、グラースからバスで約1時間東に走ったところにあるニース。降り立ったのは、“プロムナード・デ・ザングレ(英国人の散歩道、通称プロム) ”と呼ばれる海岸沿道のバス停 ”Magnana(マニョン)”。出迎えてくれたのは、広い海と空。さすが紺碧の海岸 “コート・ダジ ュール”の中心地といわれるだけあります。海も空も完璧な紺碧。

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もうひとつ紺碧が目に飛び込んできました。ソーラー発電のごとく光を集めてキラキラ輝く紺碧の建物が。ベルエポック、バロック、ゴシックなど歴史を感じるマットな石造建築が立ち並ぶ中に見慣れた近代的建造物が。こちら、アンジェリーナ・ジョリーが双子を出産したクリニックだと現地の人が教えてくれました。屋上に緊急用のヘリコプターが着ける設備があるのだそう。そういえばアンジーが双子を抱えて屋上から飛び降りてきそうです。

空と海が広がってゆるい風が流れる素朴な地なので、高級リゾート地であることをすっかり忘れていたのですが、“高級”の裏ワード“セレブ”が、ここにしっかり存在していました。

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プロムは黙視でざっと見積もって4km。軽くジョギングするにはいい距離です。ただ、太陽を遮るものは、たまに頭上を通るカモメとハトだけ。日焼け対策は必須。そしてジョギングするにはとっても広い道幅。ジョギングを遮るのも、たまに道に降り立つカモメとハト。

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少し海岸を歩いて遭遇したのが、犬と子供の駆け引き。犬をつかまえたい子供、つかまるわけがない犬。彼らの様子をうかがう距離の取り方に、海岸をよく知っている“こなれ感”があります。こんなに美しい光と海が日常にある子供と犬。本当の意味でのセレブがここにいました。

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気付けば初日の日が暮れようとしています。しばらくニースに滞在して南仏のオリーブオイルとハチミツを見て廻ることになります。ステイ先は、あの紺碧のクリニックの裏を上がったところ。初日でも迷子にならずに帰れます。

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